本日はお忙しいにもかかわらず、父の二十七回忌法要にご参集を賜り、有り難うございます。
父が亡くなってもう26年もたったのですが、なんの便りもありませんので、なんとか連絡する方法はないものかと研究を続けておりました。今回、まだ試作中ですが、「あんた~ねっと」という通信手段、つまり「あんたらっちゃその後どうしておられるがかいね?」という安否確認のネットであります。まだ実用にはなっておりません。これが実用化すればノーベル賞がいただけると思うのですが。今回は試験的な運用です。しかしなにしろお浄土は広いし、また大勢のご先祖方がいらっしゃるので、なかなか見つかりませんでした。そこで、検索のためのソフトがあり、「お化け~」というソフトです。このお化け~で検索したところ、すぐに見つかり、早速連絡をとりました。すぐに返事がありましたので、ここにご披露もうしあげます。
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本日はご多用中にもかかわらず、私の二十七回忌法要にご参列を頂き、まことに有り難うございます。早いもので、もう26年も過ぎました。ご一同さまにはその後、益々ご健勝のことと思います。26年前の2月13日早朝に急なことで、皆様には ろくにお別れの挨拶もせず、旅立ちました。皆様には、驚かせ、あわてさせ、また、悲しませたことを深くお詫び申し上げます。
急なことでありましたので、早くお浄土に参ろうと、道を急いだことです。すると、丁度三途の川の渡し場で、一週間まえに先に行かれた総代さんに追いついた次第です。お浄土へ渡るゴンドラ舟にご一緒ができ、大変心強いことでした。地獄にも落ちず、無事にお浄土に着いてみると、先に行かれた門徒総代の方々や、門徒のおじいちゃん、おばあちゃんの懐かしい方々がみんなで出迎えて、権化はん早かったねと、驚く様子もなく歓迎されました。
その後、後から親戚の人や門徒の方々が加わって、五百羅漢のように、みんなで楽しく、暮らしております。お浄土は空気は清浄ですから、持病のぜんそくも出ません。最近日本では、ノンアルコールビールというのがはやりだそうですが、こちらではずっとまえからノンアルコールの八功徳水を飲んでおります。健康にもよく、また、酒で晴らさねならないようなストレスがありません。お念仏こそが最後の真実であることを実感している今日この頃です。皆様には今日は二次会も用意されているようですが、無理をせずに楽しくお過しください。是非今度一度お浄土にお立ち寄りください。その時は、三途の川の渡しのフェリーでは、お念仏と共に、阿弥陀浄土西光寺別院前へ行ってくれと船頭にお伝えされると迷わなくてすみます。
そちらからはお浄土の様子ははっきり見えないようですが、こちらからは、娑婆の世界は手に取るように見えます。千の風などという曖昧なものではなく、また人工衛星からみるよりもはっきり見えます。皆様がご健勝であられ、信心にも篤く、毎日を送っていらっしゃることは感激です。また、近年、西光寺の本堂と庫裡とを新築され、立派な阿弥陀堂の姿はお浄土の景観とうり二つです。完成までに大変なご苦労があったことと推察しております。しかしまだまだ西光寺には難問が山積しており、今後さらに総代さんをはじめ、ご門徒ご一同様が一致協力されて、信仰の道場としての西光寺が益々発展するよう心から願っております。
ところで、家内は最近からだが不自由で、皆様には大変ご迷惑をおかけしていること思います。中でも息子のお嫁さんには本当にご苦労をかけていることと心配し、感謝しています。また最近はとりわけ、耳がひどく遠くなってしまいました。そろそろこちらへ来たらどうかねといっているのですが、耳が遠くてまったく聞こえていないようです。もうしばらくそちらにおかせてやってください。
孫の3人も立派に頑張っているようで、頼もしく思います。ことに長男はお経も申し分のないほどに上達し、本当に嬉しく思います。どうかとお嫁さんと共に苦労も多いとは思いますが、後のことをよろしく頼みます。お嫁さんお目にかかることができず、失礼しております。どうか、しっかりと長男を支えてやってください。また、長女と次女も婿殿を大事にして、心を合わせてお父さんやお母さんに協力してください。さらに曽孫のふたりとは一度も会う機会がありませんが、できればあんた~ネットで写真でも送ってくれたらうれしいのですが、お浄土からその成長を見守っています。
長くなりました、きっと息子はこのメールを皆様に披露するでしょうから、あまり長くなると、お酒がまずく、料理も冷めますので、ここらで終わることにします。本当に今日は有り難うございました。どうか、皆々様のお念仏への一層のご精進を祈念申し上げます。
三千何百何十何年 11月12日
というお浄土からのメッセージが届いておりました。最後の三千何百年と言うのがよくわかりませんですが、きっと仏教暦でしょうか?お釈迦様から数えての年号のようです。キリスト様ではないことは間違いありません。では。これで、ご挨拶といたします。
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2012年4月8日老いとは?
