この度、新しく西光寺のホームページをインターネット上に開設することになりました。といっても私がパソコンを操作して作成したものではないことはいうまでもない。若夫婦が創作にあたってくれたのである。なかなかうまくできていると思うが、これからも更なる改良が加えられていくであろう。乞うご期待ということである。
この先行きの見えない、なんとなく鬱陶しい気分の漂うご時世に、多くの門信徒や、さらに仏教に関心をもつ若い人の心に訴えて行きたいが故である。地域に根差した寺であり、また広くあらゆる人々の人生や苦悩に向き合わんがためである。
これまで毎年一回「西光新聞」を発行してきたが、二十号でストップしてしまった。その時期なりに応じた感想や、仏教や真宗の解説を紙上に記し、門信徒の理解を促進する役割を果たしてきたと思っている。
父である老僧が七十二才で急逝し、西光寺を預ることになったのは三十五才の時であった。以来様々な局面で門信徒の方々には、その折その折の寺を取り巻く問題を訴え、その度毎に絶大な関心と協力、さらには信頼を賜った。このような情報公開が、より寺と門信徒の間の距離を縮めたことは明らかである。その総決算として何よりも阿弥陀堂と庫裡の総新築といった未曾有の大事業も無事完成した。平成十五年の落慶法要は生涯忘れることのできない記念碑的な大事業であった。
しかしなお未だ課題がないわけではない。より迅速に、また時宜に合致した情報を発信する手段として、インターネットのホームページに新たな一ページを開こうと思っている。「ホームページ」とはよくいったもので、ホームとは、英語で、家庭、住宅、ないし我が家、さらには故郷、本国、中心地、発信地、安息所という意味がある。すなわち簡単に言えば帰るべき所ということである。
我々もやがて何時かは帰るべき所、すなわち念仏の行者の帰るべきところは阿弥陀如来のお浄土以外にない。西光寺のホームページも、その中継所、取次所として、明るい先の見える情報を発信してゆきたいと思っている。ホームページを介して、門信徒の方々の心の拠所となり、また広く多くの人の日々の話題を提供できれば幸いである。
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2010年10月25日(無題)